なるほど家づくり
住宅展示場へ行く前と当日にするべきこと!
子育て中のご家族の方は、子育てが落ち着いて来たら家が欲しくなる時期にあるかと思います。
家を購入する前に住宅展示場へ訪れて、住みたい家をイメージしようとしていませんか。
何も準備せずに、当日住宅展示場へ行くと時間の無駄になってしまうことや、高額な家を購入する羽目になってしまう恐れがあります。
この記事では、住宅展示場へ赴く前にぜひ読んで準備していただき、当日チェックして欲しいことを記載したので、ぜひ最後までご覧ください。
■行く前に準備しておくこと
住宅展示場へ行く前にいくつかのことに注意して行かなければ、失敗します。
なぜなら、住宅展示場では来場者様に楽しんでいただけるように素敵なお家が並んでいるからです。
●理想の家を家族で相談
まず、重要なことはどんな家に住みたいかをご家族でしっかりと話し合ってください。
展示場で見学しながら希望を出し合っていくと、不思議と全てのグレードが上級で高価な設備を希望するようになってしまいます。
このカラクリは展示場には比較的新しい設備や技術が使われており、見せ方や案内も洗練されて工夫もされており、必ず来場された方の目を引くように配置されているからです。
帰宅してから家族内で喧嘩にもなりやすいので、理想の家は来場前に固めておきましょう。
●見学するメーカーを絞っておく
2つ目は見学するメーカーを絞って来場することです。
理想の家を決めた後は条件を満たすメーカーとそうではないメーカーに別れます。
例えば、平家が得意なメーカーや木造建築に秀でているメーカーなどです。
展示場にあるメーカーの資料を取り寄せて、性能や安全性などをじっくり比較検討しましょう。
おすすめとしては3社までに絞っておくと当日はじっくり時間に余裕も持って見学ができます。
●予算を決めておく
最後に準備しておくことは、お金です。
いくらのローンが組めるか、土地や建物、外構費、諸費用を含めて総額いくらまで負担ができるかを明確にしておきましょう。
営業マンに勧められるままに設備やオプションの追加などをしてしまうと大きく予算をオーバーしていたなんてことはよくある話です。
逆に営業マンに対して、「予算がこれくらいで、あのエリアに家を建てたいが条件に合う提案をできませんか」と提案できるとお互いがお金や時間の無駄がなく、話を進めることができます。
■当日展示場で何を見ればいいか
それでは、住宅展示場では何を見て行けば良いでしょうか。
住宅展示場では実際に見て、聞いて、確認ができ、触ったり歩いたりといった体験ができることが大きな特徴です。
●メーカーの得意分野
先ほど、事前準備として資料請求をした後に、住宅メーカーごとの得意不得意を比較検討をしました。
その上で、実際にどのように得意なのか、じっくり見て触り、営業マンから直接説明を受けることができます。
実際に見て、話の中で性能を重視しているのか、デザインを重視しているのか、安全性を重視しているのかが分かります。
●内装やインテリアのイメージをつける
2つ目に住宅展示場では実際に生活する時に使用するフローリングの状態、クローゼットの広さや使いやすさ、窓枠の高さ、照明の雰囲気や明るさ、カーテンの幅や長さ、などは実際に体感してみないとわかりません。
逆に、今保有している家具で不要になりそうな物や必要になりそうな物も住宅展示場に来てから思い付くこともあるはずです。
●住宅設備の確認
最後の3つ目は住宅設備の確認です。
システムキッチンを始めとした理想の設備がご家族ごとにあるかと思います。
実際に、住宅展示場では最新のシステムキッチンやバス、洗面化粧台などの使い具合の確認ができます。
また、食器洗浄機など家事の時短になる機械や設備が始めから付属されているのか、オプションなのかなども確認しましょう。
他にも空調システムや換気システムも見落とさずにチェックしておきたいところです。
■誰に相談すればいいか
住宅展示場には営業マンを始めとした住宅に関するプロがいます。
住宅のプロに住宅ローンや税金、相続について相談する機会がありますので、ぜひ気になることがある方はご相談してみてください。
この時に注意しておきたいのは、対応した営業マンの態度です。
対応した営業マンがそのままあなたの担当営業マンになることが比較的多いです。
もし、気になる住宅メーカーだけど、対応した営業マンを担当にされるのが嫌な方は別の日にもう一度住宅展示場へ赴くか、直接メーカーへ担当替えの依頼をしましょう。
住宅展示場では一体何を準備して、当日注意をすればいいかご理解いただけたかと思います。
事前に理想の家を家族で話し合い、希望のメーカーをリストアップし、予算を決めておきましょう。
そして当日は、リストアップしたメーカーの得意分野をよく観察し、内装やインテリアのイメージを確認して、最新の住宅設備を体験しておきます。
最後には、現地にいる住宅のプロに気になるお金についての相談をして、担当の営業マンが自分好みの人であるか確認してください。
住宅展示場に行かずに家を購入する人は少ないです。
ぜひこの記事を参考にして住宅展示場へ足を運んでみてください。